夏休み
2017年 07月 09日
娘の学校(幼稚園)が夏休みに入りました。
初日は数日後に外国へ引っ越してしまうお友達ご一家と
そのお友達と大勢で公園ピクニック。
(初夏は人事異動の時期…この夏は寂しいことに
何組もパリから見送ることになりそうです…)
30℃ぐらいまで上がり暑かったけれど
湿度が低く風も冷たい、爽やかな午後でした。
さて、幼稚園年少(petite section, PS)最後の日は
予想していた通り、修了式など特別なことは何もなく、
先生へ “ありがとう” のビズをしただけであっさり終えました。(笑)
最後の一週間はクラスみんなで朝食を取ったり、遠足があったり、
おやつを食べたりと楽しい行事が続き…
すでにヴァカンス気分の楽しい日々だった様子。
驚いたことに、今までなぜか家で封印していたフランス語の歌や会話を、
ヴァカンスに入った途端に披露してくるようになった娘。
言葉の分からない学校(幼稚園)生活は
いろいろな意味で緊張感やストレスがあったのかな、と感じています。
ただ、この年頃(3~4歳)の子ども達を観察していると
誰かがネコの鳴き真似を始めればみんなでネコになって一緒に楽しみ、
誰かが高いところに登ればみんなで競い合って登り、
誰かが走ればみんなで追いかけっこ、と言葉はなくても遊べるようで。
娘にもしっかりお友達ができました。
今回はいつものノートに加え、
一年分の大きな作品が束になって返ってきました。
帰宅後、娘と一緒に鑑賞したのですが、
クリスマスツリーの絵についたラメが部屋中に飛び散り、掃除が大変で…。
時間ができたら少しご紹介しますね。
こちらは立体的で一緒に巻けない為、前日に受け取りました。
いつものノートの中は…
海賊と海の生き物のお話を勉強したようです。
船や波…
模様をつけたり、線を引いたりする練習。
お魚についても学んだそうです。
年度末の遠足は水族館でした。
鶏のお話 La petite poule rousse も。
このお話に登場した麦でも数字の勉強。
線を引く練習。
一年かけて子ども達みんなが自分の名前を認識できるようになりました。
クラスの子の名前が3度ずつランダムに書いてあり、
自分の名前を見つける課題も。
思い返せばマークや顔写真で認識するところから始まったこの年度。
いろいろな国をオリジンとする子ども達にも無理なく理解させる教育方式には
目を見張るものがありました。
根気よく見てくださった先生、
完全によそ者の私たちに興味と理解を示してくださったお母さん友達との出会いに
とても感謝しています。 次の年度もよい一年になりますように!
by tony_etoile_bis
| 2017-07-09 21:19
| パリの幼稚園 年少