華やかな世界へ 1
2017年 12月 03日
このエクスポジションが始まった7月から、
素敵なドレスを一緒に見に行く約束を娘としていました。
前を通るときには必ずチェック。
しかし、開催からどれだけ待っても建物前の行列は一向に短くならず…。
あと1ヵ月(2018年1月7日まで)で終わってしまうので
その前には訪れたいところ。。。
最高気温0℃だった昨日、
寒さのせいでもしかしたら行列が短くなっているのでは、と
期待しつつ行ってみることに。
結果、いつもと変わらず2時間待ち。
「それでも並んでドレス見る!」と娘。
並んで30分経つと足先は氷のように冷たくなり、
1時間半が過ぎると厚手のダウンを着ていてもブルブル震えてきました。
(この時の気温、-1℃…(笑))
途中で何度も帰りたくなったけれど娘の意志は固く。
命がけ(?)で観賞することに。
注:事前にチケットを準備していれば
この列に並ぶ必要がなかったことを、今回並んで知りました!
今ネットで購入できるのは、
エクスポジション最終週の一日(1月2日)のチケットのみ…。
写真が多くなりそうなのでまずは前編です。
メゾン設立70周年を記念したこちらのエクスポジション、
史上最大規模のDior展なのだそうです。
Exposition "Christian Dior, couturier du rêve"
最初は色ごとの展示。
近くで観賞していたフランス人マダムたちが
「このコクリコ、素敵ね~」と称賛していたDiorの赤。
淡いピンクから濃いピンクへのグラデーション。
白鳥のイメージの白。
モノクロ。
グレー。
淡い緑から…
濃い緑へ。
ブレていますが、ブルー・ニュイ(夜の青)から…
明るい青へ。
青緑。
紫。
お隣のフランス人母娘に「ダサい!」と切り捨てられていたこの服。
上でご紹介した動画の中では美しいジャケットだと言われていますね。
感覚はまさに人それぞれ。
このお花のドレス、ミニチュアサイズなのですよ。
展示の後のほうに、人が着られるサイズの同じドレスが登場します。
最後は黒。
黄色とオレンジは少なかったです。(写真撮らず…)
赤の展示の数がとにかく多くて。
tonyはブランド品には疎く、Diorには特別な思い入れもなかったのですが…。
最初のこの展示だけで、すっかりDiorの世界に引き込まれてしまったのでした。
美しいものを目にすると、幸せな気分になりますね♪
4歳の娘もうっとり。 最後まで飽きずに観賞していました。
女の子とのお出掛けにおすすめします。(チケットを必ず事前にご準備ください!)
18世紀の新古典主義がお好きだったというDior氏。
彼のパリのアパートやグランヴィルにあるメゾンのサロンも、
このスタイルでまとめられていたのだとか。
マリー・アントワネットがプチ・トリアノンで着る洋服のイメージから
インスピレーションを得たドレスが。
豪華なドレスも並びます。
黒いドレスばかり集められたコーナー。
様々な国の衣装や絵画からインスピレーションを得たドレス。
娘と入って「うわぁ~」となった場所。
その独特な世界観…
まるでファッションショー会場に足を踏み入れたかのよう。
特に植物柄の、この一角が好きでした。
Haute couture printemps-été 1953
Ligne Tulipe
Robe de grand soir en organza brodé par Rébé
MAY Christian Dior
娘が大好きなピンク。
最初にミニチュアで見て、素敵だと思っていたドレス。
Haute couture printemps-été 1949
Ligne Trompe-l'œil
Robe du soir courte en soie brodée
MISS DIOR Christian Dior
こちらもミニチュアだったもの。
Haute couture automne-hiver 2012
Robe du soir en organza brodé de mousseline,
portée par Natalie Portman pour Miss Dior, Christian Dior - Raf Simons
ラフ・シモンズのデザイン。 ナタリー・ポートマンが着たものだそうです。
これ、細かいお花が一つ一つ縫い付けられていて、とっても繊細。
これ、細かいお花が一つ一つ縫い付けられていて、とっても繊細。
(よく見えないと思いますが、白い部分もすべてお花!)
ここまででやっと半分。
今、改めて振り返っても目がキラキラになってしまいます♡
ご興味のある方は後編もどうぞご覧ください。
by tony_etoile_bis
| 2017-12-03 17:34
| 子どもとお出掛け パリ