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新しい先生

担任の先生が二人いらっしゃる娘のクラス。
週の前半を担当する先生が予定よりも早く産休に入ることになり、
今週からまた新しい先生がやって来ました。

この先生、見るからにアーティスティックな雰囲気の方で、
オシャレな女性が大好きな娘は第一印象から「すてきだね♡」と…。(笑)
カラフルな絵の具がいっぱいついたデニム地のエプロンを身につけ、
子どもと話すときには子どもと同じ目線に。

そして今朝、廊下に飾られていたみんなの作品がこちら。
新しい先生_e0300042_20071959.jpg
「紫が○○(娘)の!」と娘も得意げ。(左奥)

「このクラスに来てたったの2日で
こんなに素晴らしい作品を作らせるなんて大したものよ」と、
別の幼稚園の先生をしているお母さん友達も絶賛。

最初の3日間でみんなの心を掴んでしまったのでした。
これからどんな作品が出来上がるのか楽しみです♪







ここ一週間ほど、夕方の疲れが出る時間になると
娘が癇癪を起こすので困っています。
(お友達のお母さん方からは聞いていたのでついにうちも来たか…と)

最初の数日はこちらも感情的になってしまって逆効果に。
こんなに何日も続くと思っていなかったのですが
毎日続くようなのでその後は、
1.本人が望むなら抱っこする
2.優しいトーンの声でゆっくり話す
3.主張に耳を傾ける
というのを心掛けると落ち着いてきます。

フランス人のお母さんにも意見を伺うと…
この年齢(4歳)では一般的なことで、
親がどこまで自分の希望を聞いてくれるのか試しているのでは、とのこと。
落ち着きを取り戻したときに、何が起こったのか一緒に検証すると良いかも、と。

感情を色に分けて一緒に分析し、コントロールする練習をするのも良いそう。
例えばリラックスしている時は緑、少しイライラしたら黄色、
怒ったら赤、などと…。 こちらはこれから試してみるつもりです。


癇癪のきっかけはいつも些細な事。
学校(幼稚園)の帰り道、いつものように「何か(おやつ)食べたい」と娘。
(門を出たら、歩きながらおやつを食べ始めるのがフランス流…)
tonyも「バス停まで行ったら(バスを待ちながらあげる)ね」と言い、
それまでだったら、早く食べようと走ってバス停に向かっていた娘が
「食べたい、食べたい~!」と狂ったように大泣き。 前に進もうとしません。

おやつ用にマドレーヌを焼いた昨日。
余っていたものを夕食の前にも食べようとしたので
「ご飯を全部食べられなくなるでしょ、もう出来上がるよ」と止めたのですが
むしゃむしゃ食べてしまった娘。 仕方がないので夕食は軽めに盛り付けて。
すると食後に「デザートは?」と言うので、
「ご飯の前にもう食べたでしょ? だから、ないよ」と返事をしたら
「デザート! デザート!」と泣いて…。
(こうして書き出すと食べ物ネタが多い!?(笑))

自分の要求ばかり通そうとする、ただの我が儘にも見えるので、
ここはしっかりしなくては!と思うのですが
厳しく対応すればするほど手が付けられなくなります。


たくさん歩けるようになってきて「抱っこ!」と言わなくなったから
スキンシップが足りていない? もしかしたら愛情不足?
フランス社会での疲れ?
(本人曰く、学校では泣くことはせずニコニコして歌っている、とのこと(笑))

成長に伴う一時的なものなら良いのですが…。 親もストレスが溜まります。


((追記)) この後、娘を迎えに行き、今日も癇癪を起すかな…と覚悟していたら
久しぶりに起こさず、拍子抜けしました。(笑)

そしてこの手紙を受け取りました。
新しい先生_e0300042_02030221.jpg
あれから「今の気持ちは何色?」という話をよくしているので、
そのことをしたためたようです。

考えてみれば最近こちらも余裕がなくなっていたかな、と反省。
子どもは親を映す鏡なのだと改めて感じた出来事でした。

by tony_etoile_bis | 2018-03-23 13:32 | パリの幼稚園 年中

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